フィリピンでは現在憲法改正の動きがあり、憲法が改正されれば外国人に土地所有が開放されます。 ただし現状では反対勢力が強く、まだどのようになるかわかりません
ただ資源が多い地方や農業産業への見直しにより、長期的には法人を作っての不動産の投資もひとつの投資として考えられます。
レガスピー市はまだまだこれからの地域ですが、観光にも 交通にもこれからの時期というだけに、先を見越した投資としては 少ないですが、その機会はあります。
フィリピンで成功しているケースのひとつは、ローカルのサービス業として 認知されることです。これはフィリピンの人口は急増しており、 また海外からこの世界的経済不況により、多くの労働者が戻っている のが実態です。幸か不幸かそれにより資産の還流がフィリピンの経済状況を 軟着陸させる効果をもったとみられ、一般的には消費の大きな落ち込みは みられません。
ローカルで定着しますとそれが外国人志向や高級志向でなく、市場がうけいれる ものであれば息の長いビジネスになります。 観光産業への参画、モールへの出店、レストランビジネスなどチャンスは いくつもあります。
また外国人は不動産の購入をすることはできませんが、コンドミニアムや ビルの部分的所有やはできます。また会社を設立すれば、不動産も 所有することができ、国際結婚で不動産を準備するような場合にも 万が一のときは、法的に守ることができます。 円が強く、ペソが底にある状態が続いている現状が、今後の投資について チャンスを見出すことができます。
また製造業の分野では、首都圏からみて30%以上賃金が安く、 工場地帯のあるカビテやラグナよりもさらに安い給与で雇用ができます。 製造業用のインフラ問題がありますが、将来的にコンテナ船やRo-Ro船の 就航が計画され、また大学が多いことから若年労働者が豊富で、 完全な買い手市場による組合問題もおきにくい地域として、将来の 投資が可能な地域と考えられます。